自由な人生から逃げている人へ

自由な人生から逃げている人へ

会社を辞めたい…もっと自由になりたい…そのように愚痴ってる人に限って、自由になるための努力をしていない傾向にあります。

皆さんの周りにも、当てはまる人がいるかもしれませんね。

ではなぜ、自由を求めながらも、達成する努力をしないのでしょうか?

単純にめんどくさいから?何をすればいいのか分からないから?

これらも理由の1つにあると思いますが、本質となる理由とは少し異なります。

そこで本節では、自由から逃げる本当の理由について深掘りしてみたいと思います。

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アーリーリタイア=希望?人はなぜ自由になりたいのか

人は誰しも、自由な人生に憧れを持っています。

最近だと、アーリーリタイアという生き方も世間に認知されつつありますね。

しかし、自由な人生を望む一方で、それを無意識レベルに避けるということをご存知でしょうか。

これはドイツの哲学者エーリッヒ・フロム氏が提唱する考えであり、著書『自由からの逃走』にまとめられています。

この考えの一部を、現代の事例に落とし込んで紹介しましょう!

現代では、会社を辞めたいと言っている人ほど、いつまで経っても辞めない、という全国共通の「あるある」がありますよね?

この場合、会社を辞めたいというのは本心です。

一方で、その発言の意図には、会社を辞めるという「希望」を残す旨も含まれています。

(自分は本気になれば辞めれるんだ、辞めれば自由になれるのだ…)

こう思えるからこそ、毎日が頑張れるのであり、そして敢えて会社を辞めずに、その希望を残しているというわけです。

本当の自由とは何か?

哲学っぽい議題ですが、少し語らせてください。

人は自由を欲するけど、無意識レベルで自由を避けるということですが、これは矛盾的な行動ですよね。

だとすれば、目指すべき本当の自由とは何なのでしょうか?

私が思うに本当の自由とは、「縛られることなく好き勝手に生きる」ということではないと思います。

ややこしい話になりますが、「縛られることなく好き勝手に生きる」これもまたルールの1つであり、そのルールに縛られていることになりますからね(笑)

そこで本当の自由とは、「何か1つ譲れない拠り所を持つこと」ではないかと思うのです。

きっと、お金であったり、パートナーの存在であったり、人それぞれ異なることでしょう。

私の場合は、自由になるためにFXを始めて、FXは私の拠り所となり、晴れて自由になることができました。

ですので、皆さんもぜひ、何か1つ譲れない拠り所を持ってみて下さい。

本当の自由は、思った以上に身近にあって、そして手を伸ばせば簡単に手に入るということを知っていただけると思います。

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